裏ココチノ

ブログ名、変えました。どうでもいいこと書きます。メモ残します。

WordPressテーマを変えたら、訪問数が倍近くに

鳥獣戯画製作キットで描いたイラスト

先日、「ココチノ」のテーマを Simplicity に変えました
そしたら、訪問数(セッション)が倍近くになりました。
もともと訪問数は多くもはないですが、その日から数字に出たので、驚きでした。

アクセス解析には、Google Analyticsを使っています。
そのグラフがこちら。

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NPO魚沼ゆうき 山岸さんに聞きました(3)

魚沼ゆうきの自然農法の田んぼで見つけたカエル

NPO魚沼ゆうきの代表 山岸勝さんにお話を伺った記録、第3回。
記録というか、聞いて考えたことの記事。完結です。

  1. 無農薬でのコメづくりを続けて、20年余り
  2. 無農薬栽培を始めたきっかけ
  3. 自然農法のコメのちから
  4. 自然農法のコメにかける夢

上の写真は、2年前に開催されたNPO魚沼ゆうき(魚沼循環米組合)の稲刈り体験で、参加者が見つけたカエル君。
お子さんたちは、カエルやバッタ、そして田んぼの泥に大喜び、大活躍でした。

さて、無農薬のコメづくり20年余りの山岸さんが感じる、自然農法のコメのちからとは?

 

自然農法のコメのちから

耕作放棄地の田んぼで、勝手に生えてるイネを見つけたんだ」。
誰の手も借りずに、見るからにたくましく育ったイネ。
それを見て、山岸さんは“これが本来のイネの姿なんだ”と感じたそうです。

自然を見ていれば分かる

自然のもので、生きているうちに倒れるものはないでしょう?」。

コシヒカリといえば、頭を垂れて、そして倒れやすい...ものだと思っていました。
考えてみれば、人間が肥料をあげてるから、なんですね。
今まで、自分で考えもせず“当たり前”と思っていたことが、どんどん覆されていくのでした。

見守るコメづくり

NPO魚沼ゆうきのコメづくりは、自然の循環を手本にして、コメが健やかに成育していくように見守ります。
考え方の柱が5つあり、会員同士による田んぼ巡回で、チェックと情報交換をを行います。

  • 健苗づくり
  • 環境づくり
  • 雑草対策
  • 見守り
  • 土づくり

自然農法コシヒカリ天日干し

天日干し米は、“コメのちから”が詰っています。
なぜなら、コメが植物としての“最後の力を振り絞って、その藁に残った一滴の命のエキスをも次世代に残すべく注ぎ切り枯れて行く”から。
過去に山岸さんが書いた文章にありました。

山菜を食べると感じますよね、自然のちから。
いや、“野生のちから”ともいえるかもしれません。
わたしたちは、おコメの命をいただいているのですね。

 

自然農法のコメにかける夢

アレルギーがあって「魚沼ゆうきのお米しか食べられない」人がいらっしゃるそうです。
ふつうに暮らすために、それしか選択肢がない人。
そうでなくても、健康のためには、自然のままの方がいいに決まってます。
自然のままってことは、無理がかかってないから。

だけど、ほかに流通しているお米と比べると、高価です。
誰もが買えるものではないし、誰にでも気軽に勧められる価格のものではありません。
ただ、選択肢の一つとして、そういうものがあるってことを知っておくだけでも。

循環するコメづくり

魚沼ゆうきの田んぼの土づくりに使う「循環堆肥」は、地域の飲食店から出る食物残渣(生ゴミ)も利用しています。
生ゴミリサイクルにも効果を出しています。

食べるものから堆肥を作っているのは、菌が違うから。
畜糞を利用したものとは異なる堆肥です。

もっと食べて、もっと健康に

NPO魚沼ゆうきのお米は、販売部門である魚沼循環米組合が販売しています。
「今は生産量が少ないから高いけど、もっと安く提供したいんだ」と、山岸さんはおっしゃっていました。

「魚沼ゆうきの米」が認知されることで、“作りたい”という農家が増えて欲しい、と。
体力的な負担を減らすための経験と知識も蓄えてきた、と笑ってらっしゃいました。
しかし、天候による生産量や市場の価格が下ることは避けられません。
そのためにも直接、買い手に販売する方法(魚沼じゅんかん米組合ホームページでの直販)を作り、支え合う関係を模索されています。

 

大勢の人が取り組んでくれて、そして、もっと多くの人が健康になること、
それが山岸さんの夢です。

 


以上で、今回のレポートは終わりです。
ほかにも、沢山お話いただきましたが、まとめる力が足りず、申し訳ありません。
結局、自分のフィルターによって受け止めたメッセージなので、ほかの方は違う感じ方をするかもしれません。
客観的なものにするには、せめて、ボイスレコーダーが必要だなぁと思いました。できれば、ボイスレコーダー代わりの小さなビデオカメラ。

 

わたし自身は、ふだん、親が作っているお米を食べています。
山岸さんたちが育てたコシヒカリを食べたときは、“あぁ、やっぱり香りが全然違うんだなぁ”と感じました。
“やっぱり、うちのは玄米では食べられないな”と軽いショックも受けるほどでしたが、いまは土鍋炊飯するようになっておいしく食べています。

山岸さんたちの「じゅんかん米」を食べなければ、土鍋炊飯で工夫することにも気づかなかったと思います。
きっと、舌とお腹と脳が刺激されたんです。
感謝です。

NPO魚沼ゆうき 山岸さんに聞きました(2)

魚沼コシヒカリ、NPO魚沼ゆうきの田んぼと慣行農法の田んぼ

NPO魚沼ゆうきの代表 山岸勝さんにお話を伺った記録、第2回。

  1. 無農薬でのコメづくりを続けて、20年余り
  2. 無農薬栽培を始めたきっかけ
  3. 自然農法のコメのちから
  4. 自然農法のコメにかける夢

わたしが撮った写真は、前回の投稿の1枚きり。
今後の写真は、NPO魚沼ゆうきからご提供いただきました。
上の写真は、夏の田んぼ。
手前がNPO魚沼ゆうき、奥が慣行農法の田んぼ、葉の色が全く違います。
さて、本題へ。

 

無農薬栽培を始めたきっかけ

25年前、無農薬でのコメづくりを始めようと思ったきっかけが、気になりました。
ひとりから始めたわけです。
そして、今も続けているのです。
どんな契機が?と思いました。

「自分や家族にアレルギーがあってとか、健康のためにとか、そういう物語はねやんそね(無いんだよね)」、山岸さんは言いました。

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NPO魚沼ゆうき 山岸さんに聞きました(1)

NPO魚沼ゆうき代表 山岸勝さん

NPO魚沼ゆうきの代表 山岸勝さんのお話を聞いてから、2ヶ月が経ってしまいました。
インタビューというほどのものではなく、ただただお話を伺った、というものです。
ボイスレコーダーも使わず、ノートにとったメモ。
まとめようと思ったら、いつまでも公開できないので、少しずつアップしながらまとめていこうと思います。

いくつか、見出しは拾い出しました。

  1. 無農薬でのコメづくりを続けて、20年余り
  2. 無農薬栽培を始めたきっかけ
  3. 自然農法のコメのちから
  4. 自然農法のコメにかける夢
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崎陽軒ひょうちゃんを花挿しに

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お土産に買ってきてもらった、崎陽軒のシウマイ。
おいしかった〜。

そして、もう一つのお楽しみが、醤油入れの「ひょうちゃん」。
ふと、小さな花挿しになるんじゃないかと思いつきました。

えぇ、その通り。
イメージしたのは、アイビーとか蔓のものでしたが、
野に咲くドクダミにも合いました。

もう一つ、大サイズの「ひょうちゃん」があります。
それを見ていたときには、気づかなかったんですけどね。
今度、それにも花を挿してみようかと思います。
頭に花を挿して、ずいぶん能天気に見えるかも。

消しゴムはんこ、のち、一箱古本市

消しゴムはんこのワークショップで作った、蓮の花

楽しかった、今日の記録。

まずは、小千谷市にある、日曜日だけ開店の「トコノマ.」にて、消しゴムはんこのワークショップに参加。
指先の細かい作業が苦手なのに、なぜ参加したのか、自分でも不思議です。

作業途中の写真など、撮る余裕はまったく無し。
2時間で、ヨレヨレになりました。

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グリューンバルト農園さんへ

新潟県南魚沼市にある農園民宿「グリューンバルト」の畑

南魚沼市にある農園民宿「グリューンバルト」、マーマーな農家サイトに掲載されたのを機に知りました。
わたし、マーマーな農家サイトのボランティアスタッフをしているのです。

イケビ一箱古本市搬入の道すがら、一言ご挨拶に寄ってきました。

 

午前中に田植えをしたという方々とのお茶の時間に、お邪魔しました。
農園主の立川健一さんは、東京農業大学で、長く果樹や畜産の仕事をしていたそうです。
農業体験ばかりでなく、農業指導をしてもらえます。
専門的に専門の果樹や畜産だけでなく、稲作・野菜一般を土づくりから。

そんな立川さんですが、「作るので、一番好きなのはコメ」と話されていました。
「白米で食べるのが好き」という立川さんのお米は、どんな味でしょうねぇ。
田植えをされた皆さんと、すでに秋の新米の味に会話が弾んでいました。

宿舎の裏にある畑にも、ご案内いただきました。
なでるように表面の土をよけると、湿った土が出てきます。
サラサラでフカフカ。
うーん...ウチの粘土質の土とはだいぶ違うなぁ...。

畑から宿舎の方を振り返ると、八海山が見えます。
ここちよい風が吹いていました。

新潟県南魚沼市にある農園民宿「グリューンバルト」の畑から望む八海山

畑には、大きなゴボウが。
栽培というより、自然に生やしているのだそうです。
種が自然に落ちて、またそこで成長する...野菜に、選ばせている感じがしました。
ゴボウも、イキイキしてますね!

大きく育ったゴボウ

ゴボウの奥に立つのが、立川健一さん。
「農業体験に来た、都会の子どもたちが夢中になって、掘っていったんだよ〜」と。
足元には、子どもたちが掘り起こした後の大きな穴がありました。

子どもたちから、東京農業大学の学生さんたち、そして農園を借りている方々など、たくさんの方たちが、グリューンバルト農園を訪ねているのでした。
特に田植え・稲刈りの時期は、毎週末、農業体験のお客さんがいらっしゃるということです。
大出恭子さんのブログにも「自然農法の貸し農園とシェアハウス」として登場

 

野草・山菜の素晴らしさについても話されていたのが、印象に残りました。
最近になって木村秋則さんの本を読み、「自然て、ほんとすげー!」と感じてるところなのです。

とはいえ、思想・哲学的に自然農法がいいとかではなく、それが長い目で見たら「楽(らく)で楽しそうだから」という理由です。
とことん面倒くさがり...。